青葉鍼灸整骨院BLOG

2021.06.04

鍼の基礎知識

千歳市のスポーツ、日常でのケガ、交通事故のムチウチなどの施術をする整骨院

千歳市青葉鍼灸整骨院の五十嵐です。

今日の千歳はすごい悪天候ですね☔皆さん、身体を冷やさないようにしましょう😢

今回は私が専門学校で教わっている、治療の中の一つである鍼治療の鍼の基礎知識に

ついて書いていきます。

鍼には一定の方式に従い、鍼をもって身体表面の一定部位に、接触または穿刺刺入といって

体外から体内に鍼を刺すことをして、生体に一定の機械的刺激を与え、それによって

起こる効果的な生体反応を利用し、生活機能の変調を矯正し、保健および疾病の予防

または治療に広く応用する施術であるという定義があります。

鍼は色んな形や長さ、太さなどありますが、現在使用されている鍼の主流は金鍼、銀鍼、

ステンレス鍼とあります。衛生面を考慮して使い捨ての鍼が普及されています。

ここで、金鍼と銀鍼、ステンレス鍼の特徴をご紹介します。

金鍼は柔軟性、弾力性に富み、耐久性に劣ります。

銀鍼の場合は人体組織へのなじみが良いのと、金鍼に比べ安価ですが、酸化し腐蝕しやすい

ところがあります。

ステンレス鍼では、刺しやすく折れにくい、腐蝕しにくく、安価で高圧滅菌や通電に

耐えることができますが、他の鍼に比べ柔軟性や弾力性に劣ります。

そして、鍼治療に多い事故もお伝えします。気胸といって背中や胸などの肺に近い

部分に鍼をする時に、深く刺してしまうと肺に穴があいてしまうことを言います。

穴が開いてしまうと、呼吸が苦しくなり死に至ることもあります。

もう一つの多い事故は、折鍼という鍼を身体に刺している時に鍼が折れてしまう事故です。

鍼治療をする側の方は大いに注意しなければなりません。

なかなか、この話を聞くと鍼治療が怖くなってしまう方もいると思います。

今後、鍼治療の効果や魅力についても書いていきますので是非みてください✨

青葉鍼灸整骨院 五十嵐でした。

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