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2021.07.13

上位交差性症候群の評価

千歳市の日常やスポーツでのケガ、交通事故後のムチウチなどを施術する整骨院。

青葉鍼灸整骨院の五十嵐です。

まん延防止が解除され、いかがお過ごしでしょうか?

今回は、上位交差性症候群の評価とこの症状による頸部~上肢機能障害の具体例について

書いていきます。

上位交差性症候群は猫背のことをいいます。頸椎~上肢の機能障害の一番の原因が

上位交差性症候群です。

頸椎椎間板症、頸椎椎間孔狭窄症、胸郭出口症候群等の頸椎疾患、それに伴う上肢の障害は、

上位交差性症候群と呼ばれる肩甲帯・胸郭・インナーユニットの機能障害が原因になっている

事が多いです。頸椎~上肢の治療には、局所的な治療と共に、上位交差性症候群の改善が

必要です。

いわゆる肩こりや、頸椎椎間板症、頸椎椎間孔狭窄症、胸郭出口症候群は、頭部の位置異常や、

それに伴う肩甲帯の前傾・外転、胸椎の後弯、横隔膜の扁平化、インナーユニットの筋力低下

などの機能障害(上位交差性症候群)を改善していかないと、疼痛抑制だけでは根本的な改善には

つながらないのです。

・筋出力が高くなり、筋緊張が高い筋

大後頭直筋、板状筋、半棘筋、肩甲挙筋、小胸筋、斜角筋、胸鎖乳突筋、咬筋、外側翼突筋

・筋出力が低くなり、筋緊張が低い筋

椎前筋、菱形筋、前鋸筋、僧帽筋下部線維、インナーユニット(横隔膜、腹横筋、骨盤底筋)

上位交差性症候群による頸椎~上肢機能障害の具体例

①前方頭位

頭部が前方に倒れ、顎関節が上がり上部頸椎には伸展が、下部頸椎には屈曲がかかります。

上位頸椎の伸展により、後頭下筋群が緊張し、頭痛を起こしやすくなります。また、下部頸椎が

屈曲することによって椎間板症を起こしやすくなります。

評価:上体を固定し、耳孔が肩峰より後方にひけるかを確認します。引けなければ、椎前筋の

機能低下がみられます。

次回はこの上位交差性症候群による頸椎~上肢機能障害の具体例の続きを載せていきます!

どんどん身体を動かしていきましょう!

青葉鍼灸整骨院 五十嵐でした。

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