姿勢不良の原因はこれかも?
千歳市の日常やスポーツでのケガ、交通事故後のムチウチなどを施術する整骨院。
青葉鍼灸整骨院の五十嵐です。
今回は、姿勢不良の原因について話していきます。
よく姿勢が悪いと言われる人で、原因は身体の前と後ろの筋肉バランスが、偏ってるからですよ~っていわれたことありませんか?
もちろん原因の一つとして考えられます。
実は、他にも原因があるんです!
それは、色んなものを感じ取る感覚器なんですよね。
感覚器には、視覚や聴覚、味覚、平衡感覚、嗅覚などがありますが、姿勢に関係しているのが、その中の視覚と平衡感覚なんです。
この2つの片方でも感覚器がくるってしまうと、姿勢も変わってしまうんですよね。
例えば、視力が低下している人の眼鏡の度数があってないで、そのまま使っていたら、見えにくいものに対して、前かがみで頭だけ前に出てるような姿勢を取りますよね。
これが毎日続いていたら、めっちゃ首や肩が凝ると思いませんか?
この姿勢がストレートネックともいわれるスマホ首ってやつですよ。
こういった感覚器も正常に使われていないと、いくら筋肉のバランスを調整したとしても、すぐ姿勢不良を起こし、繰り返されます。
だってせっかくリラクゼーションでマッサージしてもらって、身体が楽になったのにちょっと日にち経ったらまた痛くなってきた、張ってきたってこと感じてる人は多いんじゃないですかね。
毎日やってくれるなら、そんな楽なことないですよね。(笑)
でも、お金がかかるし、そんなに自分のことに時間使ってられないよってなる人も多いと思います。
他の例でいうなら、仕事で使っているパソコンを置いている高さが、座っている姿勢の自分の目線の位置より低いと、姿勢が丸くなってきて首痛い~腰痛い~ってなりますよね。
こういう時は、本や厚みのある雑誌などをパソコンの下に敷いてパソコンの位置を高くしてあげましょう!
もしくは、座ってる椅子の高さの調整ができるなら、逆に椅子を低くしてあげてもいいですよね。そうすることで、画面と目線が並行になって姿勢を変えなくても作業できるようになりますよね。
この工夫をしてあげるだけでも、かなり身体の負担は軽くなってきます。
なので姿勢不良が続かないように、まず大事なのは自分の姿勢の癖を知る。
これを知らないと、何も対応できないんですよね。
自分の姿勢の癖を知ると、だからいつもここが辛くなるんだ~とか、長時間この姿勢ににならないようにきをつけなきゃって意識するようになって、負担になる姿勢をとることが少なくなるので、おのずと楽になりますよね。
実はこの感覚器を調整している根本の部分が、頭と首の境目あたりの深~いところにある、脳幹とよばれている部位なんですが、
この脳幹を保護するために、まわりを後頭骨や筋肉で覆っています。
そして、脳幹のすぐ近くには、血管や神経も通っているので、姿勢不良を続けて筋肉が圧迫されると、そこの血管や神経も圧迫されることになってしまうので、頭痛の原因になることがあるんですよ。
デスクワークをされている方は、特に仕事終わりになんか頭がおもいなぁ、目がしょぼしょぼするなぁとかって感じていたら、この原因かもしれません。
さっき話していた脳幹には、いろんな感覚を感じ取るための受容器っていうものが沢山あるので、交通事故や転倒などの衝撃が脳幹で刺激されて、めまい・耳鳴り・頭痛などの自律神経症状がおこることもあります。
この話を知ったら、脳幹ってめっちゃ大事じゃん!もう少し姿勢気にしてみようって思っていただけたら、身体も喜ぶと思います!
当院で交通事故にあわれた方の治療も行っていますが、だいたいの方が今まで身体の痛みや重だるさってあんまり感じたことなかったんだけど、辛い人の気持ちがわかる気がする。。。とか、交通事故でこんなにも自分の身体に不調が出てくるんですね。などとおっしゃっていた方がいました。
他にも、事故直後は何ともなかったんだけど、数日経ってからだんだん身体がしんどくなってきたとか、仕事をするとこの辺が辛くなってくるって方もいて、人それぞれなんですよね。
よくニュースで○○市○○区で交通事故がありました。ってテレビでみて、何も思わない人はいないと思いますけど、当事者の立場を考えたら、加害者も被害者もお互いの人生にすごく影響されるし、運悪かったら、被害者はこの世にいないかもしれないってことにもなりかねないですよね。
車で遠出してて、事故で高速道路が渋滞中ってなってる時に、その渋滞に巻き込まれたら、最悪だぁ、何時間待たされるんだろうって絶対思うと思うんですが、まず大事にしなきゃいけないのは、命ですよね。
私は、今の仕事に就いてからは、車を運転する時、自転車に乗る時、歩いて横断歩道を渡る時などかなり気をつけるようになりました。
なんだか、重たい話になってしまいましたね。
話を戻すと、脳幹は生きていく中ですごく大事な部分であり、それに姿勢が関わっているっていうことが伝わっていれば、嬉しいです!
なので当院では、症状の原因に姿勢が関与していると判断したときは、感覚器が正しく使えているかの確認を行うことがあります。
もし、気になる症状などありましたら、ご相談下さい。
青葉鍼灸整骨院 五十嵐でした。
正しい姿勢って何?
千歳市の日常やスポーツでのケガ、交通事故後のムチウチなどを施術する整骨院。
青葉鍼灸整骨院の五十嵐です。
今回は、正しい姿勢とは何なのかについて話していきます。
皆さんが思う正しい姿勢ってどんな姿勢ですか?
立った姿勢だと、頭から足まで真っすぐな姿勢や、座ってる時は頭からお尻まで真っすぐな姿勢をイメージしてる方が多いのではないでしょうか。
たしかに、肩や首が凝りやすい人、腰痛を持ってる人などの姿勢を評価するのに、力まずにまっすぐな姿勢をとれることは大事なんですが、
実は、正しい姿勢はこうだと定義されていないそうです。
人間は、動く生き物であり、色んな動作をすれば、それに合わせて色んな姿勢を取ります。
つまり、姿勢は常に変化するということなんですよね。
だから、猫背や反り腰などの姿勢を取ったらダメということではなく、その姿勢をずっと取り続けることが身体の負担になるってことなんです。
同じ姿勢を取り続けると、その姿勢を保つために必要な筋肉しか使ってないんですよね。
だから、使い過ぎてしまい、いつもここが張ってくるのよ~って感じるんですよね。
それがひどくなると、身体が動かしづらくなって、動かすと痛いって感じるようになって、痛いから余計に動かさなくなって、より身体が思うように動かなくなるっていう悪循環ですよ。
だから、高齢者で例えると、私たちが親切に何かをしてあげることはとても大切ですけど、自分でやっていたことを誰かにやってもらうようになるのは、高齢の方にとっては楽出来てありがたいって思うかもしれないですけど、身体がなまってきたりボケてくることにも繋がってくるので、甘やかしすぎはよくないですよね(笑)
無理はさせれないですが、できることはどんどんやらせて、転倒にきをつけて温かく見守るのが良心かもしれませんね。
他で例えるなら、学生の頃に何かスポーツをやっていた人だったらわかると思うんですが、社会人になってガラリと生活習慣が変わって、身体も学生時代より動かさなくなってから、部活でやってたスポーツを久しぶりにやろうとすると、イメージは学生時代の動きをしているはずなのに、全然思うように身体が動かない~って感じません?
昔は楽々こなしていたのに、今やったらすぐ疲れるし、柔軟性がないからケガしやすいとか。
そう考えると、30代後半・40代のプロスポーツ選手ってすごいですよね。
だって運動機能が衰えないようにトレーニングや練習、身体のケアをしていかないといけないし、さらにもっと結果を出すためによりパフォーマンスをあげていかなきゃいけない。。。
人並みの努力で出来ることではないですよね。
ちょっと話が脱線してしまいましたが、色んな動きや姿勢がとれるってことは、身体のいろんな筋肉を使ってるってことになるので、
極端に使い過ぎる筋肉や使ってない筋肉がなくなってきます。
なので、身体のバランスもとりやすいですよね。
だから、元気なおじいちゃんおばあちゃんは、身体を動かしているし仕事を続けていたり、アクティブな方が多いですよね!
身体が動かないと、どこか旅行に行きたくてもいけないし、これやってみたいなぁって思うものがあってもできないって諦めてしまいますよね。
私は今年26歳になる年齢ですが、自分が年を取っておばあちゃんになっても、介護される生活は嫌だし、自分の好きなことがやれるように今のうちから継続して身体を動かしていきたいものですね!
なので、色んな動きや姿勢がとれることってすごく大事なんですよね。
ちなみに、当院では月に一回、ピラティスレッスンをどこかの日曜日に開催していて、私も参加してますが、普段動かしていない動きをやると、やりづらさを感じたり、自分の身体の柔軟性がどれくらいあるのか気づけたりします。
定員5名の少人数で年齢層は20代~60代の方々で楽しくやっています。
人それぞれ職業も違えば生活習慣も違うので、インストラクターと同じ動きをしているつもりでも、微妙にみんなずれていたりしてしまうことも。
人と比較しろって言ってるんじゃないんですよ。みんなはできててなんで自分はできないんだろって落ちこめってことでもないんです。
自分はこういう姿勢をとったり動かすのは得意だけど、この動きめっちゃ苦手だなぁって気づくのが重要なんです!
気づけたら、日常生活でもちょっと意識するようになったり、自分の身体の変化を感じるようになります。
気づいていなかったら、どうすることもできません(笑)
毎回ピラティスが終わった後は、身体が動かしやすくなり、スッキリしているんですよね。
そして、次の日には地味に筋肉痛になっていることも。。。😂
ピラティスの運動強度じたいは、筋トレみたいにおもりを持ったり激しく汗をかくようなハード系ではなく、呼吸をいれながら無理のない範囲で身体を動かして、自分の身体を自由自在にコントロールさせる内容ですので、
普段全く身体を動かしていない方こそ、大歓迎です!
ちなみに、普段デスクワークで身体を動かしていない方や、よくアウターマッスル(外見の筋肉)は鍛えてるんだけど、インナーマッスル(身体の深い筋肉)を使えるようにしたいと言って受けて下さる方もいらっしゃいます!
ぜひ、興味がある方や、気になる症状などありましたら、ご相談ください。
青葉鍼灸整骨院 五十嵐でした。
リラックスした呼吸ってどんな感じ?
千歳市の日常やスポーツでのケガ、交通事故後のムチウチなどを施術する整骨院。
青葉鍼灸整骨院の五十嵐です。
今回は、リラックスした呼吸について話していきます。
最近、首や肩こりを感じてる、さらに腕にだるさを感じてる患者さんが多くみられます。
主に、デスクワークや長時間の運転、前かがみでいる作業が多い方にみられやすいですが、
普段、自分がどんな呼吸をしてるかってあまり意識しないですよね。
でも、運動している時の呼吸と、寝ている時の呼吸が同じになっていたら、問題があると思いませんか?
運動している時は、身体を動かす分、沢山酸素を取り込まなきゃいけないので、浅い呼吸になってしまいますよね。
逆に寝ている時だったら、身体を休ませるのに、ゆっくりとした深い呼吸をしているはずなんです。
ちなみに、運動をしている時の呼吸は体中に酸素を早く送り込まなくてはいけないので、沢山呼吸をしなくてはいけません。
脳や筋肉、内臓、血液、いろいろなところに酸素を送り込まなくてはいけません。
何処の器官も早く酸素を送って!早く早く!!という状態になっています。
じゃないと酸欠になってしまいますよね。
ですので、運動時の呼吸は、努力呼吸、強制呼吸とも言われています。
強制的に沢山呼吸をしなくてはいけない為、肩が上がるようなゼーゼーいう呼吸になり、この状態を肋骨より上の胸が膨らむように呼吸をするので胸式呼吸と呼ばれています。
逆に安静時に行う呼吸、正確には行われている呼吸は安静時呼吸、腹式呼吸と呼ばれていて、この呼吸は力むことなくリラックスして呼吸を行うため肩が上がらず、胸式呼吸が肋骨から上が膨らむのに対し、腹式呼吸はその名の通りお腹がしっかり膨らむ呼吸になっています。
何故安静時に胸式呼吸になっていると問題があるのか、それを解説していきたいと思います。
すごく簡単に言えば、安静時に力んで呼吸していたら身体が休まりませんよね?
安静時呼吸、腹式呼吸の場合は意識せずにリラックスした状態で呼吸を行うため、筋肉に力みが入りません。
それはそうですよね 寝ている時に力んでいたらおかしいですし、ゼーゼーいってたら確実に体調おかしいですよね。
ですが、普段から負荷の高いトレーニングやスポーツをしている人や、ストレスを強く感じている人、何らかの原因でリラックスして呼吸ができず、胸式呼吸が癖になってしまった人などは、ゼーゼーいってる呼吸は極端ですが、安静時の呼吸がうまくできずに、常時呼吸をする際に背筋や肩を上げて呼吸をしてしまっていることになります。
そうなると何が良くないのか、呼吸をするのにも筋肉を使います。
呼吸筋と呼ばれるもので、呼吸筋、呼吸補助筋に分けられ、呼吸筋は呼吸をする時にメインに働かなければいけない筋肉で、呼吸補助金は呼吸筋をサポートする筋肉となります。
その働きが逆になるとメインとサブが入れ替わるため、効率は下がりますし、呼吸の意味合いも変わってしまいます。
みなさん横隔膜という言葉を聞いたことはありますよね?
焼き肉でいえば関西ではハラミ、関東ではサガリと言われていますかね。
呼吸をする時に重要な筋肉であり、横隔膜が機能していないと弁をうまく閉じることができなくなってしまうこともあるようなので、逆流性食道炎になるリスクが上がるともいわれています。
ですので、普段から腹式呼吸をしていないと横隔膜を正しく使うことができず、こういった障害も出てきてしまいます。
腹式呼吸には、上が横隔膜、下が骨盤底筋、前が腹直筋、後ろが多裂筋、横が腹横筋といった筋肉がしっかり働くことによって体幹を安定させています。
よってこれらの筋肉が働かないと体幹が不安定になり姿勢不良をおこし、腰痛、肩こり、首の痛み、頭痛などを起こす原因にもなってきます。
姿勢不良を起こすと皆さんもイメージが付くと思いますが、猫背や、ストレートネックなども起こりますし、呼吸もしずらくなってしまいます。
例えて言うなら、ペットボトルが真っすぐなら安定しますが、ぐにゃぐにゃに曲がっている状態であれば潰れてしまいますよね。
身体も同じですので、ぐにゃぐにゃでは安定しないので外力には弱くなってしまい、その状態で物を持ったり、ずっと同じ姿勢で立っていたり座っていたりすると、維持できず、身体が潰れていきます。
結局は腹式呼吸ができない=呼吸筋を使えない=姿勢を保つことができない=身体を効率よく動かせない=疲労やストレスが溜まりやすくなる=頭痛、腰痛、ぎっくり腰など発生
という事に結びついてきます。
そんなに難しいことではなく、筋肉は使わないと退化していくので、使いづらくなり、動きづらくなる。
無理に動かせば疲れやすい、痛めやすい。
だけど、スポーツで例えるなら、練習やトレーニングをすれば確実に運動機能が上がり、疲れづらく、動きやすくなります。
正しく使うべき時に使っててあげれば問題ないという事です。
それがなかなか上手くできなくなっているこの世の中。
そんなに難しい事ではありません。
身体は変化を加えて楽だと感じればそれを選択します。
そういう意味ではすごく優秀なんですよね。楽もしたがるけど。
何か気になる方はご連絡ください。
青葉鍼灸整骨院 五十嵐でした。
家でできる位置覚のエラー改善法
千歳市の日常やスポーツでのケガ、交通事故後のムチウチなどを施術する整骨院。
青葉鍼灸整骨院の五十嵐です。
今回は、前回投稿した内容の続きで、位置覚のエラーが起きていた時の改善法についてお伝えしていきます。
①目で確認しながら腕を上げる(自分で決めた角度まで)
②①で決めた角度まで目を閉じて上げて、目で見て確認して修正する
③目を閉じて上げる
①~③は腕をどの方向に上げるか決めてからやりましょう。
それぞれ5回ずつ行うと、脳が正しい位置を覚えてくれるようになります。
脳トレだと思ってやってみてください!
もし、気になる事などありましたら、ご相談下さい。
青葉鍼灸整骨院 五十嵐でした。
家でできる位置覚のエラー確認方法
千歳市の日常やスポーツでのケガ、交通事故後のムチウチなどを施術する整骨院。
青葉鍼灸整骨院の五十嵐です。
今回は、前回の投稿内容にある位置覚のエラー確認方法について話していきます。
肩の痛みなどの症状で、前回の投稿内容の例にあった腕を上げる以外の位置覚のエラーを見つける方法をお伝えします。
家のリビングにテレビがあるとして、テレビからだいたい2mくらい離れたところに立って、懐中電灯などの光るものを手で持って、持った方の手を前ならえします。
肘は伸びている状態になります。
次に、前ならえした手で、テレビの画面の真ん中に光をあててから、テレビの四つ角(どの方向でもいい)に光を動かして操作します。
これが、スムーズに思った方向・場所に動かせていたら位置覚は正常ということです。
これを左右持ち替えて行うと、意外と左右差があったり、エラーが起きてると、光がぶれながら動いていたり、動かすのが遅くなったりなどのやりづらさを感じたりするんですよね。
これは、テレビじゃなくても、的のようなものがあればどれでもOKです。(アナログ時計やカレンダーなど)
この検査をするときに、注意したいのは、手首で光を操作しないことです。
目的は肩の症状がある時に、自分が思っている動かし方と実際に動かしている位置があっているかどうか確認するための検査なので、
手首や肘は動かさず、腕全体(肩を動かす)で操作するように気をつけましょう。
この感覚のエラーをそのままにしていると、もしかしたら、自分が思っているよりも肩に負担のかかる動かし方をしているかもしれないので、
何か気になる症状などありましたら、ご相談ください。
次回、家でできる位置覚のエラー改善方法をお伝えしていきます!
青葉鍼灸整骨院 五十嵐でした。
位置覚(感覚器)の重要性について
千歳市の日常やスポーツでのケガ、交通事故後のムチウチなどを施術する整骨院。
青葉鍼灸整骨院の五十嵐です。
今回は、位置を把握する感覚器である、位置覚の重要性について話していきます。
前の投稿で、姿勢には視覚と平衡感覚が関係してるといった内容をお伝えしましたが、今回の位置覚という感覚器は、平衡感覚の一つなんですよね。
皆さんは、家のテーブルの上に置いてあるものを取りたい時、普通に手で取っていますよね。
これって、実際はテーブルのどこに置いてあって、どのくらい距離があるのかを自分の脳で認識して物を取っています。
この認識している感覚器が位置覚なんですよね。
もし、位置覚にエラーが起こってしまったら、自分が思っている位置と手で物を取ろうとした位置がずれてることになりますよね。
例えば、腕を横に90度挙げてみてください。
と言われて、90度以下、あるいは90度以上挙げてしまうなどのエラーが肩のインピンジメント症候群という怪我につながるケースが多いです。
猫背の人も同じことが言えるんです。
自分では背筋を伸ばしているつもりなんだけど、肩が内に巻いていたり、頭が前に出ていたりするのも、位置覚にエラーが起きている状態かもしれません。
もし、自分もこうなっているかもしれないなぁと思っている方がいたら、次回の投稿で簡単にできる改善法をお伝えしますので、是非、実践してみてください。
青葉鍼灸整骨院 五十嵐でした。
変形性肘関節症について
千歳市の日常やスポーツでのケガ、交通事故後のムチウチなどを施術する整骨院。
青葉鍼灸整骨院の五十嵐です。
今回は、変形性肘関節症について話していきます。
まず、この疾患は肘の軟骨が擦れて変形してしまい、肘を曲げたり伸ばすと、軟骨がぶつかって動かしづらいという状態です。
原因として考えられているのは、交通事故などでの肘の外傷(骨折・脱臼)、関節炎、使い過ぎ(振動工具の使用者)などがあるんですよね。
変形性股関節・膝関節症と比べると罹患率は低いですが、
野球やゴルフ・テニス・バレーボールなどのスポーツでも起こることがあるんですよね。
症状では、肘にだんだん痛みがでる、特に肘を使った後に痛みが強くなる、肘を伸ばしきれないなどが挙げられます。
もし、変形した肘の軟骨が神経に触れたりすると、薬指・小指から肘の内側にかけて痺れがでることもあるんですよね。
この症状が日常生活に支障がでる場合は、手術を行うこともありますが、
使いづらいけど、なんとか仕事や生活ができてる場合は、肘の負担を減らすための治療や肘の使い方を診ていくことがあります。
なので、痺れが出る前に、なんか肘を使ったら痛いなぁとか、使いづらいなぁって思ったら、ご相談下さい。
青葉鍼灸整骨院 五十嵐でした。
手根管症候群について
千歳市の日常やスポーツでのケガ、交通事故後のムチウチなどを施術する整骨院。
青葉鍼灸整骨院の五十嵐です。
今回は、手根管症候群について話していきます。
手根管症候群とは、手首に手根管と呼ばれる、骨や腱、神経が集まる部分が何らかの原因で圧迫される神経障害のことをいいます。
原因として考えられることは、手首の使い過ぎ、透析をしている人だと、血液中に異常なたんぱく質が手首で溜まるとか、手首を骨折して骨が変形したなどから発症しやすいんですよね。
なので、あまり若い人ではみられなくて、中年以降の女性に多くみられます。
発症した場合、親指の痛み・しびれ、力が入らないこともあったり、痛みとしびれは夜中に強くなる特徴があるんですよね。
こんな症状が夜中にあったら、しんどすぎて眠れないし疲れも取れないですよね。
この疾患では、神経への圧迫を減らすことが必要ですが、状態がひどい場合、手術という手段を使うことがあります。
状態がそこまで悪くない場合、当院では、温めたり、電気などを使い、治療をしていくことがあります。
そして、その人の日常生活で、手首に負担のかかる使い方をしていたら、楽な使い方の指導をする場合もあります。
眠れないほど、症状が強くなるまで我慢しても、自分にとっていいことはないですよね。
もし何か違和感を感じたら、辛くなる前にご相談下さい。
青葉鍼灸整骨院 五十嵐でした。
モートン病(神経腫)とは?
千歳市の日常やスポーツでのケガ、交通事故後のムチウチなどを施術する整骨院。
青葉鍼灸整骨院の五十嵐です。
今回は、モートン病(神経腫)について話していきます。
モートン病とは、足の指と指の間に通る神経にストレスがかかって、その部分に痛みやしびれが起こる状態のことをいいます。
原因として、狭い靴を履いて圧迫させたり、身体の重心(バランス)が崩れていて、繰り返し足に負担をかけたときに起こりやすいんですよね。
この疾患は、足の中指と薬指の中足骨という真ん中にある骨の間で、起こりやすいです。
中指と薬指の間に隙間を作ると、痛みが出ないのが特徴で、間に隙間を作っても痛い場合は、骨折していることがあるので、すぐ病院で診てもらった方がいいですね。
痛みやしびれが強い場合には、ステロイド薬などで緩和させますが、基本的には、足にかかる負担を減らすための治療や調整を行うことが多いです。
注意しなきゃいけないのは、痛みやしびれがあるのに、ほったらかしてしまうと、神経が変形してしびれが取れないってことになってしまう可能性があるんですよね。
そうならないように、痛みやしびれがあったら我慢しないで、まずご相談下さい。
この症状だと、病院で診てもらった方がいいのか、整骨院にいくべきかって悩むこともあると思います。
当院では、どのようにして今の症状が起こったのか詳しくお聞きして、その上で目的に合う手段を提案させて頂いています。
詳しくはご相談ください!
青葉鍼灸整骨院 五十嵐でした。
膝蓋軟骨軟化症について
千歳市の日常やスポーツでのケガ、交通事故後のムチウチなどを施術する整骨院。
青葉鍼灸整骨院の五十嵐です。
今回は、膝蓋軟骨軟化症についてです。
この疾患は、膝の屈伸などの動作で繰り返し使って、膝の皿に過剰な負担をかけた時に、皿の周辺が痛くなる状態のことで、
皿のまわりについてる軟骨が擦れたり、衝撃で変形したり、亀裂が入ったりするんですよね。
10,20代に多くみられ、膝蓋軟骨軟化症が原因でランナー膝になることもあって、走る競技の選手に多いです。
症状には、
・階段昇降時に痛みがあり、皿のまわりが腫れる
・膝の屈伸運動できしんだ音がする
・動いていると、だんだん痛くなる
などがあるんですよね。
当院での治療として、
・膝の曲げ伸ばしした時の痛みを軽減し動かしやすくする
・膝の皿に過剰な負担をかけないために、動作の指導
などを行う場合があります。
この疾患は、軟骨の損傷が軽い場合、日常生活や運動時の動作を修正すると、良くなるケースが多いけど、放っておいて生活に支障がでるくらい損傷していたら、手術を行うこともあるんです。
できれば、手術は避けたいですよね。
なので、膝がなんか痛いなぁ、曲げ伸ばしがきついなって思ったら、無理せずご相談下さい。
正しい動作に修正すると、運動のパフォーマンスの向上にもつながります。
青葉鍼灸整骨院 五十嵐でした。