千歳市の日常やスポーツでのケガ、交通事故後のムチウチなどを施術する整骨院。
青葉鍼灸整骨院の五十嵐です。
今回は、前回の投稿内容にある位置覚のエラー確認方法について話していきます。
肩の痛みなどの症状で、前回の投稿内容の例にあった腕を上げる以外の位置覚のエラーを見つける方法をお伝えします。
家のリビングにテレビがあるとして、テレビからだいたい2mくらい離れたところに立って、懐中電灯などの光るものを手で持って、持った方の手を前ならえします。
肘は伸びている状態になります。
次に、前ならえした手で、テレビの画面の真ん中に光をあててから、テレビの四つ角(どの方向でもいい)に光を動かして操作します。
これが、スムーズに思った方向・場所に動かせていたら位置覚は正常ということです。
これを左右持ち替えて行うと、意外と左右差があったり、エラーが起きてると、光がぶれながら動いていたり、動かすのが遅くなったりなどのやりづらさを感じたりするんですよね。
これは、テレビじゃなくても、的のようなものがあればどれでもOKです。(アナログ時計やカレンダーなど)
この検査をするときに、注意したいのは、手首で光を操作しないことです。
目的は肩の症状がある時に、自分が思っている動かし方と実際に動かしている位置があっているかどうか確認するための検査なので、
手首や肘は動かさず、腕全体(肩を動かす)で操作するように気をつけましょう。
この感覚のエラーをそのままにしていると、もしかしたら、自分が思っているよりも肩に負担のかかる動かし方をしているかもしれないので、
何か気になる症状などありましたら、ご相談ください。
次回、家でできる位置覚のエラー改善方法をお伝えしていきます!
青葉鍼灸整骨院 五十嵐でした。