千歳市の日常やスポーツでのケガ、交通事故後のムチウチなどを施術する整骨院。
青葉鍼灸整骨院の五十嵐です。
最近すごく寒くなってきましたね~。そろそろタイヤ交換しなきゃいけませんね。
今回は、聞きなじみのある五十肩について話してきます。
五十肩とは、50代を中心にきっかけがないのに、肩を動かそうとしたら、痛くて上がらない状態のことをいいます。
この状態を肩関節周囲炎とよぶこともあるんですよね。
意外と50代じゃなくても20代・30代でなってしまう方もちらほらいらっしゃいますね💦
私の知り合いにもいます(笑)
原因はよくわかっていませんが、加齢による肩の筋肉の老化だったり、更年期などでホルモンバランスが乱れてしまい、肩の血行不良が起きて、痛みが出たり肩が上がらないといわれています。
症状は、40~60代に多く、腕を横に上げようとした時に肩甲骨の周りに痛みが起きやすくて、痛いから腕を動かさなくなり、だんだん肩が上がらなくなってくるのが特徴なんですよね。
例えば、髪の毛を結ぶ、帯を締めるなどの動作が、難しくなる傾向があります。
こういった動作が難しいってことは、服を着たり脱いだりする動作や、洗濯物を干すなども結構きついですよね。
さらに、血流が悪くなりやすい夜中に痛みが強くなったり、寒い時や冷えてる時に痛みが強く出たり、腕や肘まで痛みが出ることもあるんですよね。
寝られないくらい痛いってめっちゃしんどいですよね。
それくらい日常生活に支障が出ている人や、仕事でどうしても腕を使わなきゃいけない職業の方で、現在治療中の患者さんがいるんですけど、
五十肩って肩の関節の中で炎症がおきて硬くなってるから、腕上げると痛いし上がらないっていう状態なんですよね。
だから、いくら肩の表面の筋肉をマッサージしてほぐれたから楽になるってことではないんです。
治療でもアプローチしていくところですが、大事なのは関節の中の硬さをとっていくことなんですよね。これは、温泉に浸かったりちょっとマッサージしてもらうだけでは、硬さはとれません!
それから、腕を動かす時って腕だけが動いてるんではなく、肩甲骨や鎖骨も一緒に連動して動かしている構造になっているので、
肩甲骨や鎖骨の動きがでているかどうかも確認していかないと腕は上がっていかないんですよね。
ただ、個人差があるのも特徴で、腕が上がらない状態でどのくらいの期間、放置していたかにもよるんですけど、長く放置していた場合、腕を使うことが多い人だと、肩の関節が動かないから肩の表面の筋肉の力で上げようとしたりするので、肩の表面も関節の中も全体的に硬くなっている人もいますし、
長く放置していて、全く腕を上げることすらしていない人の場合は、腕の上げ方もどう上げていいのかわからなくなったりする人もいるんです。上げる感覚を忘れていたり、腕を上げる時に背中の筋肉も使わないといけないんですが、その筋肉が使えていないとか。。。
人間、痛いことはしたくない生き物なので、痛みを避けるような代償動作をしていたりするので、別の場所に負担をかけながら腕を動かしている可能性もあり得ます。
なので当院の治療では、肩を動かしやすくするために関節の中の硬さを取っていったり、周りの筋肉を緩めたり、楽にあげるために正しい腕の上げ方をエクササイズなどで動かしていくことをやるのが多いです。痛みがかなり強い時は、痛みを抑えるために病院で注射などを勧めることもあります。
逆に肩の状態が軽い時は、自然に治っていくこともありますが、痛みがあると、痛みが出ないように動かさなくなるもので、動かしてないと、どんどん動かなくなっていきます。
なので、生活の質・仕事の質に支障が出てしまっている方は、特にほっておかず早めの処置をしていった方が、治りも早いですし苦しい時間も少ないです。
これからどんどん寒くなっていきますし、雪かきもやらなきゃいけないですよね😢
今季はどのくらい積もるんですかね~、雪かきはかなり全身を使う運動になるのでいい事ではあるんですが、雪の量が多ければ多いほど時間がかかりますから、背中や腰・腕も張ってきますね。
最近の雪は、温暖化の影響もあると思いますが、重たいですよね。
普段の仕事などの疲れにプラスして雪かきしなきゃなので、身体の負担は多くなってきますので、
お風呂に入ったり、ストレッチしたりのケアももちろん大事ですが、身体が動かしやすい状態にして冬を過ごすことも大切ですね。
だから、2,3日たってもずっと痛みが引かなかったら自然に治る可能性はあんまりないです。
もし痛みがあったら、動かなくなる前に治療を行った方が、早く回復していく場合が多いので、当てはまる症状、気になる症状などありましたら、ご相談ください。
青葉鍼灸整骨院 五十嵐でした。