新着情報

2021.07.09

頸椎~上肢の痺れの治療ポイント

千歳市の日常やスポーツでのケガ、交通事故後のムチウチなどを施術する整骨院。

青葉鍼灸整骨院の五十嵐です。

今回は、頸椎~上肢の痺れの治療ポイントについて書いていきます。

頸椎椎間板症、頸椎椎間孔狭窄症、変形性頚椎症の疼痛抑制は、頸椎⇔肩甲間部、頸椎⇔末梢部、

頸椎椎間孔⇔末梢部で疼痛抑制をかけます。

また、上肢の痺れが強い場合は、斜角筋、横突間筋、肩甲挙筋、烏口腕筋、小胸筋、QLSに抑制

をかけ、さらにUSで温熱を入れ、筋スパズムを軽減させます。その上でコンプレッションストレッチ

をかけ、瘢痕・癒着を改善します。

上記の筋の筋スパズムを改善することにより、頸椎の椎体への垂直圧を減らし、神経への

圧迫を少なくします。プラスEMSで上位交差性症候群を改善させ更に頸椎への負担を減らします。

頸椎への垂直圧を減らすことと、腕神経叢を圧迫する筋群の筋スパズムを軽減させることが

治療の一番のポイントとなります。

正中神経・尺骨神経

斜角筋・横突間筋~小胸筋~烏口腕筋~円回内筋・前腕屈筋にアプローチします。

橈骨神経

斜角筋・横突間筋~QLS~回外筋・前腕伸筋にアプローチします。

次回は、上位交差性症候群の評価について載せていきます!

青葉鍼灸整骨院 五十嵐でした。

2021.07.06

頸椎疾患の鑑別について

千歳市の日常やスポーツでのケガ、交通事故後のムチウチなどを施術する整骨院。

青葉鍼灸整骨院の五十嵐です。

今回は、頸椎疾患の鑑別について書いていきます。

頸椎椎間板症、頸椎椎間孔狭窄症、胸郭出口症候群等の頸部の構造的な疾患を鑑別するにあたっては

神経学的検査を使用します。

胸郭出口症候群は、頸椎椎間板症、頸椎椎間孔狭窄症の二次的な症状として併発して見られることが

多いです。

・知覚検査

C5 三角筋中部線維、僧帽筋上部、母指

C6 肩甲間部、中指

C7 小指

知覚は、特異的に肩甲間部、僧帽筋上部線維、三角筋中部線維が落ちやすいです。

頸椎屈曲で知覚が低下し、頸椎伸展で知覚が戻るもの

頸椎屈曲型障害 例 頸椎椎間板ヘルニア

頸椎伸展で知覚が低下し、頸椎屈曲で知覚が戻るもの

頸椎伸展型障害 例 頸椎椎間孔狭窄、頚椎症、すべり症、ルシュカ関節炎等

・筋出力の検査

三角筋のMMTを使います。頸椎をニュートラルな位置、屈曲位、伸展位の3方向で三角筋を

チェックします。三角筋の筋出力に変化がでれば、頸椎に構造的な疾患があると考えられます。

頸椎屈曲で三角筋の筋出力が低下し、頸椎伸展で三角筋の筋出力が向上するもの

頸椎屈曲型障害 例 頸椎椎間板ヘルニア

頸椎伸展で三角筋の筋出力が低下し、頸椎屈曲で三角筋の筋出力が向上するもの

頸椎伸展型障害 例 頸椎椎間孔狭窄、頚椎症、すべり症、ルシュカ関節炎等

・頸椎の理学検査

ジャクソンテスト、スパーリングテストは陽性に出ないことが多いため、三角筋の出力で判断

します。ジャクソンテスト、スパーリングテストが陽性の場合は頚椎症が進行している場合が

多く、MRI等医療機関との連携を考えます。

胸郭出口症候群は、アドソンテスト、ライトテストを使用します。+になれば上位交差性症候群

を伴っていることが多いため、上位交差性症候群の評価を行います。

次回は、頸椎疾患の問診ポイントについて載せていきます!!

青葉鍼灸整骨院 五十嵐でした。

2021.07.05

頸性頭痛について

千歳市の日常やスポーツでのケガ、交通事故後のムチウチなどを施術する整骨院。

青葉鍼灸整骨院の五十嵐です。

今回は、頸性頭痛についてです。

頸椎起因性頭痛として大後頭神経痛があります。

後頭下筋群の収縮が椎骨動脈の圧迫の原因となり、脳の部分的な虚血状態を作り出し、

虚血性頭痛を起こします。

後頭下筋群が収縮すると後頭下神経(C1後枝、運動枝のみ)を圧迫し、神経支配している半棘筋、

板状筋の過収縮を引き起こします。その結果、半棘筋、板状筋の間を通過する大後頭神経(C2

後枝、運動枝・知覚枝)を圧迫し大後頭神経領域の頭痛となります。

さらに、大後頭神経は頭頂部で三叉神経第一枝と吻合するので、大後頭神経痛は二次的に

前頭部の痛みや目の奥の痛みを引き起こします。

交通事故後は中部頸椎が不安定になるため、後頭下筋群の過緊張が起こります。鞭打ち症も

頸椎がストレートネックになることにより、後頭下筋群の過緊張が起こります。

また、長時間のデスクワーク、スマートフォンの使用等で前方頭位が続くと頸部がストレートに

なり、上部頸椎には伸展、下部頸椎には屈曲が起こります。交通事故や鞭打ち症後も頸椎が

ストレートネックになります。結果として後頭下筋群の過緊張が起こります。

後頭下筋群の過緊張により目の奥が痛くなったり、耳鳴り眩暈を起こしたり、緊張型頭痛を

引き起こしたりしてしまいます。

後頭下筋群の緊張をとり、環椎後頭膜をリリースし、C0-C1の可動性を改善することが頸椎

治療のポイントになります。

後頭下筋群や横突間筋等の頸椎の筋群は筋の長さが非常に短い筋肉の為、オーバーストレッチ

に注意しましょう。

結構、後頭下筋群の過緊張という言葉が沢山でてきました。今の時代、多くの方々がスマートフォン

やパソコンなどを当たり前に使うようになり、私も含め目の奥の痛みなど首の負担がかかりすぎて

しまっていることが多いと思います。それによって脳に血が行き渡らない状態が続くと

様々な重度の疾患につながるので特に頸椎の疾患は知っておく必要があると再認識しました。

次回は頸椎の鑑別について載せていきます!😊

青葉鍼灸整骨院 五十嵐でした。

 

2021.06.28

臼蓋について

千歳市の日常やスポーツでのケガ、交通事故後のムチウチなどを施術する整骨院。

青葉鍼灸整骨院の五十嵐です。

今回は、大腿骨頭にある臼蓋についてです。

臼蓋は、前面部が浅く、後面部が深いです。従って骨盤が前傾すると臼蓋の被覆面は増大し、

骨盤が後傾すると臼蓋の被覆面が減少します。骨盤が後傾すると骨構造の不全を補うために

腸腰筋が緊張し、一種の擬似臼蓋として股関節前方の安定化に寄与します。

仰向けで股関節・膝関節90度にして内旋を行います。これが内旋60度以上で股関節臼蓋

形成不全と判断し、将来的に変形性股関節症が起こりやすいです。

仰向けで股関節内旋を行い45度以下の場合、腸腰筋が過緊張していると見られます。

うつ伏せで股関節内旋をして45度以下の場合、股関節外旋筋群(閉鎖筋)の過緊張状態と

判断します。痛みを生じたり、抵抗下の外旋動作で痛みがあれば(内)外閉鎖筋損傷の疑いが

あると考えます。MRIが必要になります。

股関節の臼蓋形成不全では大腿直筋・腸腰筋に負荷が強くかかるため、大腿直筋のカルシウム

沈着が起きやすいです。また、股関節を安定させるため腸腰筋、内転筋、外旋六筋、大腿直筋の

過緊張が起きやすいのです。

私も、下っ腹や太ももの前側の筋肉が張りやすく、骨盤が後傾になる癖があるのでこういった

股関節の疾患にならないように骨盤周りの安定させる正しい使い方を身につけていきたいです😊

 

青葉鍼灸整骨院 五十嵐でした。

2021.06.25

股関節の鑑別に際しての注意

千歳市の日常やスポーツでのケガ、交通事故後のムチウチなどを施術する整骨院。

青葉鍼灸整骨院の五十嵐です。

今回は股関節の鑑別について書いていきます。

股関節の鑑別診断するにあたり、最も大切な事は、股関節の痛みが股関節そのものの

基本的な痛みなのか、他の部位(特に腰)からの関連痛なのかを鑑別することであります。

特に、腰椎椎間板からの関連痛は大腿神経領域(腸腰筋・大腿直筋)閉鎖神経(恥骨筋)の

筋の拘縮を招き、鼠径部痛やあたかも股関節そのものの痛みのような痛みを出すので注意が

必要です。(股関節前面~股関節内側の痛み)

また、腰部脊柱管狭窄症は、外側大腿皮神経に影響を与えることが多く、股関節外側~大腿

外側に痛みや放散痛を出します。

股関節に限らず、下肢の痛みや障害は上位ニューロンからの影響を受けるので、鑑別を行う際

には、必ず上位ニューロン(腰・首)のチェックを行う習慣を持たなければなりません。

上位ニューロンからの神経学的な出力異常が、筋の出力異常や筋の拘縮を招き、あたかも

ローカルで起こっているような筋・筋膜性の症状を出すので注意が必要です。

(例:グローインペイン、膝蓋大腿症候群、半月板障害、ハムストリング肉離れ、腓腹筋

肉離れ、コンパートメント症候群、足底筋膜炎など)

下肢に神経学的異常が見られた場合(母趾背屈力低下・知覚異常)、必ず上位の疾患を鑑別し、

ローカルポイントの治療をすると共に、上位疾患の治療(椎間板症・脊柱管狭窄症など)を

併用していかないと、思ったような治療効果が得られないことが多いです。

母趾背屈力検査に異常があった場合には、股関節の治療にプラスマッケンジ療法やウィリアム

療法の運動療法を追加します。

鑑別するにもなかなか難しいですね。6月もあっという間に終わりますね!

真夏に向けて体調をしっかり整えましょう!

青葉鍼灸整骨院 五十嵐でした。

 

2021.06.22

股関節・骨盤に重要な筋肉

千歳市の日常やスポーツでのケガ、交通事故後のムチウチなどを施術する整骨院。

青葉鍼灸整骨院の五十嵐です。

今回は、変形性股関節症やグローインペインの運動療法にあった、大腿骨頭の求心性を

保持する大事な筋肉について書いていきます。

大殿筋、中殿筋が最も重要な筋肉で、外旋六筋、内転筋(恥骨筋)とあります。

大殿筋・中殿筋が大腿骨頭の求心性を保持出来ないと常に恥骨筋、股関節外旋筋に過緊張が

起こり、股関節の関節腔が狭くなります。また、大殿筋により股関節の伸展が保持出来ないと

ハムストリングス、内転筋により股関節を伸展するため、慢性的に内転筋・ハムストリングス

がスパズムを起こします。また、中殿筋の筋力が低下すると歩行の立脚中期での骨盤の支持が

できないため、股関節内転筋群により骨盤を安定させ、内転筋群にスパズムが起きます。

骨盤の不安定性は同時に腸腰筋のスパズムを引き起こします。

腸腰筋は股関節の屈曲作用と、腰椎・股関節の安定化作用と両方を持ちます。大殿筋・

インナーユニットの機能が低下し、腸腰筋が腰椎・股関節の安定化作用に関与しすぎると

腸腰筋は慢性的にスパズムを起こし、股関節前面のつまり感を引き起こしたり、腰椎の

内圧を上げたりして腰椎椎間板症や脊柱管狭窄症を悪化させてしまうのです。

やはり、同じ筋肉や関節、間違った身体の使い方を常にしていると、必ずどこかに異常が

起きてしまう仕組みになっていますね。正しい身体の使い方がわかるように勉強していきます!

青葉鍼灸整骨院 五十嵐でした。

2021.06.17

グローインペインの病態

千歳市の日常やスポーツでのケガ、交通事故後のムチウチなどを施術する整骨院。

青葉鍼灸整骨院の五十嵐です。

今回は、グローインペインの仕組みについて書いていきます!

まず、グローインペインと判断する材料として、片脚立位上体前屈位(立って靴下を履くような

姿勢)をとります。腱側で立った時に腱側の股関節周囲が痛いとなる場合です。

X-RAYでは異常が見られない為、CTかMRIもしくは骨シンチグラムで確認します。

グローインペインとは、胸郭・体幹・骨盤(股関節)の可動性、安定性、協調性の不良により、

ペインースパズムーペインの悪循環が起こり、鼠径部の疼痛が改善しない状態です。

特に、股関節外転筋群の筋力が低下すると外転筋群による骨盤の支持ができないため、股関節

内転筋群により大腿骨頭を臼蓋に引きつけ骨盤を安定させようとするため、構造的に弱い内転筋

に痛みが生じます。

結果的にスパズムを起こした内転筋群だけを治療しても長期的には改善しません。内転筋が

スパズムを起こすに至った機能障害を改善することが治療の目標です。

腰背部のかたさ、股関節周囲のかたさ、股関節外転筋力低下、胸郭~体幹~下肢の連動した

動きの協調性不全、骨盤の回旋動作不全などにより、股関節のスイングに無理な力がかかること

によって、恥骨筋や腸腰筋等が慢性的に炎症を起こした病態であります。

股関節周囲の筋が有効に使えないと、最後はハムストリングで骨盤を支えるので、

ハムストリングの付着部である坐骨結節に痛みがでます。

なんらかの原因によって骨盤周囲の機能不全が起こった結果、骨盤の動きを伴う上半身から

下半身の有効的な協調運動が妨げられ、骨盤周囲に無理な負担がかかり、骨盤の中の骨性の

つなぎ目である恥骨結合、仙腸関節、及び軟部組織のつなぎ目である鼠径部、腸腰筋停止部、

肛門付近、内転筋付着部、腹直筋付着部、坐骨結節の負荷が増大し各所に痛みが生じるものと

考えられます。

グローインペインの治療や運動療法につきましては、前回投稿した変形性股関節症の内容を

読んでみてください!

6月もあと半分ですね。真夏に向けて体調管理に気をつけて生活しましょう☀

青葉鍼灸整骨院 五十嵐でした。

2021.06.14

変形性股関節症の運動療法

千歳市の日常やスポーツでのケガ、交通事故後のムチウチなどを施術する整骨院。

青葉鍼灸整骨院の五十嵐です。

今回は変形性股関節症への運動療法について書いていきます。

大きく三つのポイントがあります。

一つ目は、股関節周囲、胸郭の可動性をあげることです。そのためには、内転筋、腸腰筋、

外旋六筋のストレッチ。股割りスクワット。ストレッチポールを使い、胸郭のストレッチ。

骨盤のリズムをバランスボールを使って改善します。具体的には、

・仰向けになり両膝を抱えて

体育座りの姿勢をとるとお尻と腰あたりの筋肉が伸びるウィリアム体操。

・仰向けで片方の膝を曲げ、

もう片方の足を屈曲・外旋させて曲げてた足の膝の上にひっかけて曲げてる足を自分に

近づける臀部のストレッチ。

・片足を屈曲させその足の甲を手で持ちお尻に近づける大腿四頭筋

のストレッチ。

・ストレッチポールの上に仰向けになり、両膝は屈曲させた状態で肩の外転・内転

の運動。

・横向きで両膝を曲げておきます。天井側にある肘を屈曲させて手を頭の後ろに置き、

床側にある手は両膝の上に置いて胸郭を開くストレッチ。

・仰向けの基本姿勢から片足を伸ばしその脚のつま先を内側に向けます。かかとを床から

浮かさずに膝を曲げて、そのまま股関節を開きます。つま先を外側にして脚を伸ばすことを

五回程度繰り返すフロッグキック。

などが挙げられます。

二つ目は、股関節周囲の筋、体幹の筋、胸郭の筋の安定化の改善です。これには、バランスディスク

を使った股関節安定化筋エクササイズ、大腿骨頭求心性トレーニングが必要です。それから、

前鋸筋と広背筋、腹直筋と腹斜筋、中殿筋と大殿筋のトレーニングをストレッチポールを

使って行う必要があります。股関節の柔軟性と腰部骨盤帯の基本的システムの強化に

つながります。

具体的な方法は、

・ストレッチポールの上に仰向けで両膝を曲げた状態にします。息を吐き、お腹を凹まして

固くします。この状態のことをドローインと言います。ドローインの状態を保ったまま、

左右のお尻の筋肉を締めます。お尻を締めることで骨盤が傾くトレーニング。この時、

頭をポールに押し付けたり、頸や背中に不要な力が入らないようにしましょう。

・ストレッチポールの上に仰向けでドローインの状態を保ったまま、両手を天井に向けて

手のひらを向かい合わせて伸ばします。肘を伸ばしたまま、片方の腕を頭に向かって

もう片方を足元に向かって動かします。これを左右交互に腕を動かし手は床につかないように

します。この時、ドローインをしっかり保ち、ポールがグラグラしないようにするのと、不要な

力が入らないように気をつけます。これは肩の屈曲・伸展運動です。

・うつ伏せで指の先は頭側に向けて肘を軽く曲げた状態で背中全体を瞬時に起こすのを

繰り返す広背筋のトレーニング。

バランスディスクを両膝に一つずつのせて立ち膝の状態で股関節を安定させるトレーニング。

などがあります。

三つ目は、股関節ー体幹ー胸郭の協調性の再獲得です。

大殿筋⇔反対側の広背筋の連動、腸腰筋⇔反対側の腹斜筋の連動、体幹⇔中殿筋の連動、

体幹⇔前鋸筋の連動、大殿筋⇔反対側の広背筋のクロスモーション、スイングの前後左右が

ポイントです。

・腹横筋⇔殿筋、腹横筋⇔横隔膜にEMSをクロスでつけます。

・最初はドローイン(通電時に息を吐く)を行い、ブレージング(通電時に息を吸う)を

行います。出来るようになったら、ブレージングした状態で鼻呼吸します。

四つん這いになった状態(ハンドニー)で、呼吸を利用しドローイン・ブレージングを行います。

背中が丸まっていないかと、起立筋が緊張していないかに注意しましょう。

などなどがあります。

基本的には、可動性→安定性→連動性の順で行います。ストレッチペイン・安静時痛がある間は、

痛みがある動きは行わず、痛みのない動きのみ行いましょう。

変形性股関節症の運動療法については以上になります。いかがでしたでしょうか。

変形性股関節症ではない方も是非できそうなトレーニングをしてみてはいかがでしょうか😊

 

青葉鍼灸整骨院 五十嵐でした。

2021.06.10

変形性股関節症の病態と仕組み

千歳市の日常やスポーツでのケガ、交通事故後のムチウチなどを施術する整骨院。

青葉鍼灸整骨院の五十嵐です。

だいぶ夏らしくなってきましたね!☀

今回は変形性股関節症の病態と仕組みについてを書いていきます。

変形性股関節症は臼蓋形成不全などで大腿骨頭の一部分に負荷がかかり続けることが原因で

起こります。大腿直筋・腸腰筋に負荷が強くかかるため、大腿直筋のカルシウム沈着が

起きやすく、股関節を安定させるため腸腰筋、恥骨筋、外旋六筋、大腿直筋の過緊張が

起きやすいのです。

仕組みとしては、臼蓋形成不全などで中殿筋の筋力低下による股関節が不安定になる、

腸腰筋などの股関節屈筋群の過緊張が起こる、股関節外旋筋群の柔軟性が低下し大腿骨頭の

臼蓋が圧迫される、関節包内の滑液の流れが悪くなる、滑液の粘り気が薄くなる、関節包の

動きも悪くなる、関節包が硬くなる、軟骨の一部分だけにいつも圧力がかかる、

軟骨が変形する。

というふうに起こります。

次回は、この変形性股関節症の治療について書いていきます!!

青葉鍼灸整骨院 五十嵐でした。

2021.06.09

足って大事!!

千歳市の日常やスポーツでのケガ、交通事故後のムチウチなどを施術する整骨院。

青葉鍼灸整骨院の田中です。

今回は足の重要性についてです。

足関節は歩行な時に体重を支える機能、地面からの位置感覚などを伝える大切な機能をはたしています。

その機能が低下すると、足首を捻ったり、前十字靭帯、腸脛靭帯炎、鵞足炎、オスグット、アキレス腱炎などいろんなケガの原因にもなってきます。

靴の選定にも気を付けなくてはいけません。

インソールが合わないと、前十字靭帯、腸脛靭帯炎、鵞足炎、オスグット、アキレス腱炎以外にも、腰痛、股関節痛などになることもあります。

ですので前十字靭帯、腸脛靭帯炎、鵞足炎、オスグット、アキレス腱炎以外にも、腰痛、股関節痛の場合は必ず足のバランスや機能改善をし安定させなければなりません。

痛みが改善されてからしっかり動けるようになって初めてケガが治ったと言えると思います。

何か身体の不安がある方はご相談お待ちしております。

青葉鍼灸整骨院 田中でした。

1 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 29
青葉鍼灸整骨院ブログ Facebook