新着情報

2021.08.11

頸椎椎間板に対するエクササイズ③

千歳市の日常やスポーツでのケガ、交通事故後のムチウチなどを施術する整骨院。

青葉鍼灸整骨院の五十嵐です。

今回は、頸椎椎間板ヘルニアに対するエクササイズの三つ目をご紹介していきます。

このエクササイズは、顔を下に向けた状態(屈曲)で痛みがあり、顔を上に向けた状態(伸展)では痛みがなくなっている時に試してみてください。

行うことは、座った状態で顔を上半身よりも前に出したり、逆に顎を引いて頭と首の位置が上半身よりも少し後ろになる状態を繰り返します。

目安は10回です。

頸椎は、7つの骨が積み重なって構成されています。

このエクササイズを行う際に意識したいのは、7つの骨の一つ一つの骨の間(椎間関節)をゆっくり滑らせるイメージを持つことです。

顔を前に出すよりかは、後方に引くことをメインに行いましょう。

これを行うと、顔を前に出した時の首の負荷がかかってる感覚と、首を後ろに引いた時の感覚の違いがわかるかと思います。

是非、やってみてくださいね!

 

青葉鍼灸整骨院 五十嵐でした。

 

2021.08.05

頸椎椎間板ヘルニアに対するエクササイズの補足

千歳市の日常やスポーツでのケガ、交通事故後のムチウチなどを施術する整骨院。

青葉鍼灸整骨院の五十嵐です。

今回は、前回の頸椎椎間板ヘルニアに対するエクササイズの補足を書いていきます。

首の下にタオルを置いて少し首を前に湾曲させるのに、理由があります。

顔が前を向いてるときに横から見て軽く首が前弯しているのが正常な首の位置になります。

前弯していることによって頭の重みを首だけではなく、全体的に分散されます。

頭の位置が前になる状態が多くなり、慢性になってくると首のカーブがだんだんなくなり、首と頭の位置が真っすぐになる状態をストレートネックといいます。

これは、頭の重さを分散できず、首だけで支えている状態になります。

そうなると、首への負担がものすごくかかることになります。

この状態を改善させるためのエクササイズでした。

次回は、頸椎椎間板ヘルニアに対するエクササイズの続きを載せていきます。

青葉鍼灸整骨院 五十嵐でした。

2021.08.04

頸椎椎間板ヘルニアに対するエクササイズ①

千歳市の日常やスポーツでのケガ、交通事故後のムチウチなどを施術する整骨院。

青葉鍼灸整骨院の五十嵐です。

今回は、自宅でできる頸椎椎間板ヘルニアに対するエクササイズを載せていきます。

まず、頸椎椎間板ヘルニアの症状でも色んな方向に首を動かしても痛みがある場合の

エクササイズです。

フェイスタオルを用意して、ロールケーキ状に丸めます。

仰向けに寝て、丸めたタオルを首の下に置きます。

頸椎椎間板ヘルニアの症状を持ってる方の特徴でもあるストレートネックを改善させるために、

すこし首を前弯させる姿勢になります。

目安は10分を2,3回行います。

この姿勢で寝れるようであれば、寝てもらってもいいです。

次回はこの続きを書いていきます。

青葉鍼灸整骨院 五十嵐でした。

 

2021.07.29

頸椎椎間板ヘルニアの治療

千歳市の日常やスポーツでのケガ、交通事故後のムチウチなどを施術する整骨院。

青葉鍼灸整骨院の五十嵐です。

今回は、頸椎椎間板ヘルニアに対しての治療についてご紹介していきます。

ざっくり分けると2つの治療があります。

1つが保存療法といって、

・首が後ろにいかないように固定できる白くて硬い装具を首につけます。これを行うことに

より、頸椎を安静にさせます。

・顎を上げる状態(首の伸展)を行うと痛みが出てしまうのですがこの動きで頸椎のどこの

部分に硬さがあるのか、動きを悪くしているのかを探し動きを良くしていく伸展療法があります。

・普段寝ている時に使う枕の高さが高くなりすぎたりを気をつけてもらう事や、激しい運動を

控えてことがあります。

2つ目は、手術療法です。日常生活に支障が出てしまっている場合を対象に、つぶされている

椎間板(異常が起きている椎間板)を取り除きます。

次回は、頸椎椎間板ヘルニアに対する自宅でできるエクササイズについて載せていきます。

 

青葉鍼灸整骨院 五十嵐でした。

2021.07.28

頸椎椎間板ヘルニアとは

千歳市の日常やスポーツでのケガ、交通事故後のムチウチなどを施術する整骨院。

青葉鍼灸整骨院の五十嵐です。

連休ではゆっくり休めましたか??今週もはりきっていきましょう!

今回は、頸椎椎間板ヘルニアとはどんな症状なのかについて書いていきます。

頸椎椎間板ヘルニアは、頸椎の椎間板というところにあるクッション(髄核)が首に負担が

かかるような姿勢によってつぶされてしまい、はみ出たクッションが首に通っている脊髄の

神経などに触って痛みが起きる症状です。痛みは、後ろの頚から背中にかけてや、衝撃を逃がす

ために腕や指先に痺れがでることもありますし、頭を上にあげる動作を行った時にも起こります。

これは、ちょっとの姿勢不良ではなく、長時間や、慢性の姿勢不良で起こりやすいです。

例として、食事をする時に手を使う動作、服を着たり脱いだりする時、字を書くときなどに

痺れが起こります。

あてはまる症状がありましたら、ご相談ください。

 

青葉鍼灸整骨院 五十嵐でした。

2021.07.21

肩の運動療法③

千歳市の日常やスポーツでのケガ、交通事故後のムチウチなどを施術する整骨院。

青葉鍼灸整骨院の五十嵐です。

明日から4連休ですね!生活リズムに気をつけて過ごしましょう!!

今回は、前回、前々回に続き、肩の運動についてです。

基本姿勢の復習ですが、ストレッチポールの上に仰向けで膝を曲げている状態で行いましょう。

今回の運動は全てドローイン(息を吐き、お腹を凹まして固くする状態)を最初に行います。

一つ目:肩の水平伸展・水平屈曲運動

まず、ドローインを行い、その状態を保ったまま、両手を天井に向かって前へならえの状態を

作ります。手のひらを向かい合わせて上に伸ばします。

そして、肘を伸ばしたまま片方の腕を床に向かって開きます。床につくギリギリのところで

元の位置に戻します。反対の腕も同じことを行います。この運動では、ドローインをしっかり

保ち、ストレッチポールがグラグラしないように行いましょう。

二つ目:肩甲骨の運動

ドローインを行い、一つ目の運動同様に前へならえの状態をつくります。その位置から、

肩甲骨を左右に広げるようにして両腕をさらに天井に向かって伸ばします。そして、肩甲骨を

寄せるように意識して両手を引き下げます。肘は伸ばしたまま行いましょう。

肩甲骨を寄せる時に特にお腹が緩み、背中に力が入りやすいので気をつけましょう。

この二つの運動も、頭をポールに押し付けたり、頸や背中などにいらない力が入らないように

注意してやってみましょう!

青葉鍼灸整骨院 五十嵐でした。

2021.07.19

肩の運動療法②

千歳市の日常やスポーツでのケガ、交通事故後のムチウチなどを施術する整骨院。

青葉鍼灸整骨院の五十嵐です。

先週の土日は物凄い暑さでしたね💦冷たい物の摂り過ぎにも気をつけましょう!

今回は、肩の回旋運動についてです。

前回と同じく、ストレッチポールの上に仰向けで縦になり、膝を曲げた状態で行います。

回旋運動①

両肘を90度に曲げ、肘を床につけたまま上腕が肩のラインと平行になるように腕を広げます。

前腕・手を上げたり下ろしたりを左右交互にうごかします。

回旋運動②

回旋運動①で行った運動の左右交互ではなく、両腕同じ方向に(上下に)動かします。

ドローイン+ペルビックチルト

まず、腕を床につけて息を吐き、お腹を凹まして固くします。この状態をドローインといいます。

ドローインの状態を保ったまま、両方のお尻の筋肉を締めていきます。お尻を締めると骨盤が

傾きます。この運動で注意することは、頭をボールに押し付けたり、頸や背中など余計な力を

入れないようにすることです。

次回は、またストレッチポールを使用した、バランス感覚も必要になってくる肩の運動療法に

ついて載せていきます!

青葉鍼灸整骨院 五十嵐でした。

2021.07.17

肩の運動療法

千歳市の日常やスポーツでのケガ、交通事故後のムチウチなどを施術する整骨院。

青葉鍼灸整骨院の五十嵐です。

暑い日が続いていますね!しっかり水分補給とれていますか?

今回は、肩の運動療法についてです。

これからお伝えする運動は、ストレッチポールを使用し、ポール縦に自分の頭~お尻まで

ポールの上に仰向けで乗ります。両膝は曲げて足裏を床につけた状態で行います。

・肩の外転・内転運動

両手を左右に下ろし、手のひらを上に向け手が床から離れないように腕を頭の方に上げます。

手が床から離れてしまったら元に戻します。これを何度か繰り返します。この運動では、

自然に呼吸しながら行うのがポイントです。

・肩回し運動

両手を床に下ろしてる状態から、手で円を描くように腕を動かします。手のひらは床についてる

状態です。目安は10周行い反対回りも行います。この運動では、肩、肩甲骨を無理に動かす程

大きく動かす必要はないです。これも自然な呼吸で行いましょう。

自然な呼吸で行うと無駄な力が入らず疲れにくくなります。試しにやってみましょう!

青葉鍼灸整骨院 五十嵐でした。

2021.07.15

上位交差性症候群の評価②・リハビリテーション

千歳市の日常やスポーツでのケガ、交通事故後のムチウチなどを施術する整骨院。

青葉鍼灸整骨院の五十嵐です。

今回は、前回の上位交差性症候群の評価(上位交差性症候群による頸部~上肢機能障害の具体例)

の続きと、上位交差性症候群のリハビリテーションについて書いていきます。

②横隔膜の扁平化

胸郭が後弯し、横隔膜が扁平化します。そして横隔膜の動きが悪くなり、呼吸が浅くなったり、

自律神経症状に悪影響を及ぼします。また、上部肋骨の拳上が大きくなり、慢性的な斜角筋・

肩甲挙筋の緊張につながります。

評価:立ち膝をした状態で膝を左右に倒し、骨盤と季肋部が別々に動くかを確認します。

骨盤と季肋部が同時に動けば横隔膜の機能低下とみられます。季肋部に圧痛がみられることが

多いです。また、仰臥位で下部肋骨に手を当て大きく深呼吸します。その際、下部肋骨が左右に

拡がっているかを確認します。下部肋骨の動きが悪くなると上部肋骨の拳上が大きくなります。

③肩甲骨の前傾(拳上、外転、下方回旋)

肩甲骨は前傾・外転し、肩関節伸展、肘関節屈曲、前腕回内、手関節尺屈が起こります。

そうなると、肩甲挙筋、斜角筋、小胸筋の筋スパズムが亢進し、胸郭出口症候群を起こしやすく

なります。前腕が回内し、尺屈するため前腕伸筋に抑制がかかり、また、回外筋のストレスが大きく

なるため、腱鞘炎や外側上顆炎が起こりやすくなります。

常に上腕骨頭が前方に変位するため、腱板疎部や上腕二頭筋にテンションがかかり続け、肩関節

前面の痛みが出やすくなります。

評価:ストレッチポールの上で手首が床から浮かないで上肢を120度(頭の高さ)まで

外転できるかを確認します。壁に寄りかかり肘・手首がついた状態で180度外転できるか

でもオーケイです。出来なければ、小胸筋・肩甲挙筋にスパズムがみられます。また、

広背筋・前鋸筋に機能低下がみられます。

④インナーユニットの機能低下

インナーユニット(横隔膜、腹横筋、骨盤底筋、多裂筋)の筋活動が低下するのが原因と

なります。インナーユニットの機能低下により呼吸筋への負担が高くなります。特に第一・第二

肋骨に停止する斜角筋の働きが大きくなり、斜角筋がスパズムを起こし胸郭出口症候群が

起こりやすくなります。

評価:座位でベッドに座らせ、骨盤を立てた状態でドローイン(息を吐き、お腹を凹ませ、固く

する状態)を行い、前から押された抵抗に耐えられるか、抵抗に耐えられなければインナー

ユニットの機能低下がみられます。

上位交差性症候群のリハビリテーション

上位交差性症候群は、院内だけの治療では限界があり、患者自身にも自宅でストレッチ等を

行う必要があります。小胸筋のストレッチ、インナーユニットのトレーニングを中心に行います。

ストレッチポールを使用すると効果が高いです。

頸椎椎間板症、頸椎椎間孔狭窄症、胸郭出口症候群は、痺れ・痛みが強い間は保険を使用し、

疼痛抑制を中心に治療を行いますが、その後は上位交差性症候群の機能改善が必要なため、

自費に移行し機能改善を行うのが望ましいです。

載せた症状以外でも体幹部の症状でだいたい呼吸が正しくできていない状態が多いです。

皆さんも確かめてみてはいかがでしょうか。

次回は、肩回りの運動療法について載せていきます☀

 

青葉鍼灸整骨院 五十嵐でした。

 

 

2021.07.13

上位交差性症候群の評価

千歳市の日常やスポーツでのケガ、交通事故後のムチウチなどを施術する整骨院。

青葉鍼灸整骨院の五十嵐です。

まん延防止が解除され、いかがお過ごしでしょうか?

今回は、上位交差性症候群の評価とこの症状による頸部~上肢機能障害の具体例について

書いていきます。

上位交差性症候群は猫背のことをいいます。頸椎~上肢の機能障害の一番の原因が

上位交差性症候群です。

頸椎椎間板症、頸椎椎間孔狭窄症、胸郭出口症候群等の頸椎疾患、それに伴う上肢の障害は、

上位交差性症候群と呼ばれる肩甲帯・胸郭・インナーユニットの機能障害が原因になっている

事が多いです。頸椎~上肢の治療には、局所的な治療と共に、上位交差性症候群の改善が

必要です。

いわゆる肩こりや、頸椎椎間板症、頸椎椎間孔狭窄症、胸郭出口症候群は、頭部の位置異常や、

それに伴う肩甲帯の前傾・外転、胸椎の後弯、横隔膜の扁平化、インナーユニットの筋力低下

などの機能障害(上位交差性症候群)を改善していかないと、疼痛抑制だけでは根本的な改善には

つながらないのです。

・筋出力が高くなり、筋緊張が高い筋

大後頭直筋、板状筋、半棘筋、肩甲挙筋、小胸筋、斜角筋、胸鎖乳突筋、咬筋、外側翼突筋

・筋出力が低くなり、筋緊張が低い筋

椎前筋、菱形筋、前鋸筋、僧帽筋下部線維、インナーユニット(横隔膜、腹横筋、骨盤底筋)

上位交差性症候群による頸椎~上肢機能障害の具体例

①前方頭位

頭部が前方に倒れ、顎関節が上がり上部頸椎には伸展が、下部頸椎には屈曲がかかります。

上位頸椎の伸展により、後頭下筋群が緊張し、頭痛を起こしやすくなります。また、下部頸椎が

屈曲することによって椎間板症を起こしやすくなります。

評価:上体を固定し、耳孔が肩峰より後方にひけるかを確認します。引けなければ、椎前筋の

機能低下がみられます。

次回はこの上位交差性症候群による頸椎~上肢機能障害の具体例の続きを載せていきます!

どんどん身体を動かしていきましょう!

青葉鍼灸整骨院 五十嵐でした。

1 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 29
青葉鍼灸整骨院ブログ Facebook